文読みて本音を吐露す: 2007年2月アーカイブ

ため息、吐息

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 久しぶりに風邪に伏せっている。なにも出来ない状態にあって、あせりにあせっているのだ。
 ここ数日変だった。なにをやってもうまくいかない。集中力がない。それで体温計を取りだしてみたら37度代後半といったところ。平熱が35度前後なので、熱が高い状態なのかも知れない。とにかく気だるく、喉が腫れて咳が止まらない。
 だいたい去年から今年にかけて体調が変なのである。暮れと、年明けに左目がまっかに出血してしまって、左目も一度だけ出血。それでも決して体調が悪いわけではないので、動き回っていたのだ。でも今回の風邪はなさけないが辛い。
 その上、世間を見回すにろくな事がない。防衛庁が省に昇格していいんだろうか? 美しい日本を破壊してきた党が「美しい日本」なんて恥ずかしげもなく言ってくれている。ろくな事を言わない無機質な安倍晋三という人は正気なんだろうか? ボクが見るところただの戦争大好き人間に思える。コヤツの時代から社会が右傾化、戦闘的な国になってしまうんじゃないだろうか?
 右でもなく左でもなく「自然保護」「リベラル」であることを守りたい身にはこんなヤツを首相にする国民は大丈夫なんだろうかと思う。
 そこに長野県でのダム計画の再開。あまりにも愚かではないか? やっぱり今回の村井という知事は徹底的に長野の自然を破壊したいのではないだろうか。間違いなく治水、防災なら林野庁と国土交通省が一緒にならないと出来るわけがない。ダムじゃなくて森の再生が先だろう。そうしないとどんどん国土も美しい日本もなくなってしまう。この場合、けっして今の利権が失われるわけじゃないだろう? 土建屋さん。
 最近報道されないが伊勢崎市では福祉などを切り捨てて市長が巨大な観覧車を作っているんだという。ここで気になるのはこんなお猿さんでも愚かしいと目を覆いたくなるような事業を市議会が大賛成だということ。こんな状況を見ると地方を見捨てる国の気持ちが理解できそうになるから不思議だ。ボクには群馬県には尊敬できる人が過去にも現在にも多いのである。大丈夫だろうか? 伊勢崎市さん。ボクは団塊の世代には、このような情けない政治家を駆逐する原動力になって欲しい。
 また共産党、社会民主党が破廉恥でバカに思えるのはボクだけだろうか? 柳澤厚生労働大臣の発言は本音が出ているのであって、少子化担当には不的確だろう。だいたい(だいたいが多すぎるな)旧態依然の原始人のような男が現代の日本を背負えるはずがない。そんな愚かな現状に「ぎゃーぎゃー」ほざいてなんになる。一度聞きたいと思っているのだが社会民主党は自然保護に感心があるんだろうか? そんなこと一度も聞いたことがない。労働者の身方は自然破壊にも賛成だと思えてならない。また基本的に国民が怒りを感じている汚職や天下りに反対なんだろうか? それすらもわからない。正義の味方なら徹底的に正義を通して欲しい。
 世の中、どうなっているんだろう。地方が疲弊して中央だけが潤っている。大きな町でも小さな町でも個人商店に後継者がいない。漁師にもいない。農家にもいない。築地の仲卸は見殺しにされそうだ。大きな公共事業は行われて、細やかな事業はなされない。
 ぼうずコンニャクは深海に棲息する。その深海すら平穏ではないのである。

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